6月の読書メーター まとめ

6月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1982
ナイス数:151

東海道品川宿―岩本素白随筆集 (ウェッジ文庫)東海道品川宿―岩本素白随筆集 (ウェッジ文庫)感想
私にとって、素白の随筆はなによりの精神安定剤なのである。
読了日:06月30日 著者:岩本 素白
中井久夫の臨床作法 (こころの科学増刊)中井久夫の臨床作法 (こころの科学増刊)
読了日:06月24日 著者:神田橋 條治,小倉 清,山中 康裕,滝川 一廣,青木 省三,村瀬 嘉代子,斎藤 環,最相 葉月,黒木 俊秀,広沢 正孝,星野 弘,田中 究,高 宜良,田中 聡,中里 均,藤川 洋子,大久保 圭策,糸川 昌成,村上 伸治,胡桃澤 伸,杉林 稔,横田 泉,小川 恵
食べられるようになるスプーンテクニック―認知症のある方の食事介護食べられるようになるスプーンテクニック―認知症のある方の食事介護
読了日:06月24日 著者:佐藤良枝
心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか (ブルーバックス)心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか (ブルーバックス)感想
著者らが報告したNNCCSについての概説書。心臓は自律神経によって支配されている。自律神経には交感神経と副交感神経があり、かつては交感神経の作用をより強化する強心薬開発が主流だった。最近はβーブロッカーを使用し心機能を更に抑制する治療法に向っている。副交感神経からはアセチルコリンが分泌され、交感神経由来のノルアドレナリンと拮抗して心筋細胞の死滅を防いでいる。しかし心臓には交感神経終末より副交感神経終末の分布が少ないので、単純に考えるとアセチルコリンは足りなくなってしまうはずである。そうならないのはなぜか?
読了日:06月24日 著者:柿沼 由彦
悪液質とサルコペニア リハビリテーション栄養アプローチ悪液質とサルコペニア リハビリテーション栄養アプローチ
読了日:06月21日 著者:荒金 英樹,若林 秀隆
ジャクソンの神経心理学 (神経心理学コレクション)ジャクソンの神経心理学 (神経心理学コレクション)感想
高次脳機能障害の臨床に携わる者なら知らぬ者の無いジャクソン。彼の遺した神経哲学を、これまた高次脳の大御所山鳥先生が徹底的に追った一冊。スペンサーの影響下に、ジャクソンは進化論で神経系をとらえた。そのうえで神経疾患を進化の逆過程の〈解体〉であるとした。この考え方は非常にコクがあり、私は学生時代に舌舐めずりしながら学んだ。全体構造法のように、この考え方の直系のような治療法も存在する。しかし臨床で患者さん達と時を重ねるうち、私はこの思想は魅力的だが誤りだと確信するに至った。最大級の敬意を払いつつ異論を唱えたい。
読了日:06月13日 著者:山鳥 重
ヤコブソン・セレクション (平凡社ライブラリー)ヤコブソン・セレクション (平凡社ライブラリー)感想
部分的に再読。3章「言語の二つの面と失語症の二つのタイプ」、4章「言語学詩学」のみ読んだが、わずか百ページにほぼ半日かかった。「〜二つのタイプ」については、現代の中心的な考え方とは全く異なるものの、一つの学説として学び取れるところもあり。しかし戦傷者中心だった1956年当時の失語症者をもとに書かれた論文であり、脳卒中後遺症や変性疾患に起因する現代の失語症者の臨床に適用するのは慎重にすべきだろう。「〜詩学」は六機能図式を知りたくて読んだが、Poeの"The Raven"の分析が凄い。Nevermore!
読了日:06月10日 著者:ロマン ヤコブソン
新しい介護学 生活づくりのシーティング新しい介護学 生活づくりのシーティング感想
『新しい〜』といっても6年前の本なので、車椅子の各部位の名称をはじめとしてあちこち古くなってしまっているのは否めない。でも書かれている原理や考え方は現在でも有効な箇所が多い。特に光野有次さんのパートが参考になる。
読了日:06月10日 著者:三好春樹,福辺節子,光野有次
コミュニケーション学がわかるブックガイドコミュニケーション学がわかるブックガイド感想
じぶんもその末端に連なる学問分野ながら、紹介されている文献128点のうち、読みたいなと思ったのはわずか5点(既読の4点を除く)。学際的という言葉は胡散臭さと紙一重だなあ。世の中の大半のことはコミュニケーションと結びつくからなあ。経済学政治学から情報工学まで、あれこれの既存の分野の文献からコミュニケーションでカテゴライズできる本をガサッと集めた感じなので、単なる教養書カタログになってしまっている。その割に、医療分野の文献はほぼない。この大学のコミュニケーション学部の目指す方向はどこなんだろう。やっぱり経済?
読了日:06月09日 著者:

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