市川④-手児奈霊神堂

万葉集が編まれるよりも前、この辺りに手児奈というそれはそれはかわいい女性が住んでいて、男達が彼女を巡って争うのに耐えきれず入り江に入水したという伝説があるのです。河合奈保子『けんかをやめて』の古代版みたいな感じですな。彼女が祀られた手児奈霊神堂。村尾嘉陵は生涯数度ここを訪れたらしく、かつては「社頭丈高き松あり、下枝生さがりて入江の浪をひたせし」てたが、その後枯れてしまったと書いています。当時の人々が新しい松を無理に入江に向かって伸ばそうとしているのを嘆いたりしてるので、この松はその成れの果てかな?

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