麻布⑥-一本松

麻布一本松の根元。「植え継いだもので、まだ老木という程にはなって居ないが、振りの佳い枝が緑の袖を伸ばして、その下蔭に在る一基の石燈籠も、その根元を固めた低い石垣も、すべて名所図会そのままの面影を留めて居る」。

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麻布⑤-一本松

麻布一本松。「火事の無い麻布のうちでも、この一本松という名所は、殊に昔ながらの面影を変えない所である。虫の鳴く秋の夜など、此の松の下を通ると、少年の頃そのままの気持ちになることがある」と素白が書いた昭和十一年から時が経ち、麻布十番駅からここに来る途中、私は消防車とすれ違ったのでした。

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麻布②-柳の井戸

金蔵寺門前に湧いている柳の井戸。「美しい春の日を受けて、こまかい光の綾を織る清水が、やがて溢れてさらさらと流れやまぬ景色、それは捨て難いものであるが、大方の人は眼に慣れて見過ごして行くのである」と素白は書いてます。今日は、長髪のカメラマンが柳の木を接写していたので、彼が撮影し終わるのを待ってからゆっくり井戸を眺めてきました。

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麻布①-麻布十番駅

今日は麻布を歩きます。散歩のガイド本は岩本素白『銀杏の寺』と『一本松』(昭和十一年)。

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「誰にも書けない」アイドル論

このタイトル。著者のインタビューをラジオで聴かなかったら絶対手に取ってなかったが。これはアイドル論に留まらず、クラスメートや親兄弟と決別して、たった一人で生きていく道を選んだ人間の成長論だ。共感し過ぎて涙が止まらない。生みの親だろうが育ての親だろうが、その親がクズなら捨て去ってしまって構わないのだぜ。所詮、父親も母親も別人格であり、赤の他人なのだから。